家計を圧縮したい場合、固定費にメスを入れるのは常套手段だと思います。我が家もご他聞に漏れず、家計圧縮を検討していました。そして固定費の中で目に付いたのが通信費でした。特にスマホ代。
夫婦で毎月約16,000円を垂れ流していましたので、2年前にオペを敢行しました。
具体的にはドコモのスマホから、「ガラケー+SIMフリースマホ(格安SIM)」に変えました。
その結果、夫婦のスマホ代は以下のように激減!
約16,000円 → 約3,700円
今回は、この激減したスマホ代からさらにマイルを生み出そうという相当ケチ臭い話です笑。陸マイラーたるものゴミでも拾わねばなるまい。少し関連するので、スマホ以外の我が家の通信環境についても触れておきたいと思います。
我が家の通信環境
一覧表にすると以下の通り。自宅電話やガラケーで通話すると通話料金が上乗せされますが、ほとんど使いません。
分類 | 契約先・内容 | 月額料金 (税抜) | 備考 | |
---|---|---|---|---|
ネット | NTT | フレッツ光ネクスト隼 | 3,610 | 長期利用割引 |
電話 | NTT | ひかり電話 | 500 | |
テレビ | NTT | フレッツテレビ | 677 | BS/CS込 |
プロバイダ | OCN | 光withフレッツ基本料 | 1,100 | NTT利用割引 |
スマホ私 | OCN | OCNモバイルONE | 822 | OCN利用割引 |
スマホ妻 | OCN | OCNモバイルONE | 822 | OCN利用割引 |
ガラケー私 | ドコモ | タイプシンプルバリュー | 1,025 | 長期利用割引 |
ガラケー妻 | ドコモ | タイプシンプルバリュー | 1,025 | 長期利用割引 |
インターネット接続
NTTのフレッツ光ネクスト隼というプランで契約しています。基本料金は利用年数に応じて年々下がり、6年以上利用すると最低料金になります。
電話
フレッツ光のオプションでひかり電話を契約しています。従来使っていた固定電話回線は塩漬けにして、基本料金を抑えています。運用上、特に支障はありません。
テレビ
フレッツ光のオプションでフレッツテレビを契約しています。地デジやBSアンテナを立てたくなかったのが主な理由です。アンテナを立てればこの費用は不要なのですが・・ちなみにBS/CSが不要であれば月額450円です。電波状況の悪い場所であれば一考の価値があると思います。
プロバイダ
昔からの腐れ縁でOCNを使っています。各所にばら撒いているメルアドを変更したくないというのが主な理由。NTT系列ということで基本料金の割引があります。
携帯電話
上記の通り、「ガラケー+SIMフリースマホ(格安SIM)」という2台持ち体制。従来の電話番号とメルアドを変更せずに、極限まで費用を抑えようと考えた末、
- ガラケーは待ち受け電話専用
- スマホはデータ通信専用
というプランに落ち着きました。
以下の事情もありました。
- 格安SIMの通話品質は不安
- 基本的にファミリー以外に自ら電話しない
- ファミリー登録しておけばファミリー間の通話は無料
- 稀にファミリー以外に電話するならLINE電話で十分
- データ通信はヘビーユーザーではない
さて、ガラケー。
従来のドコモのメルアドを残したいがためにドコモのガラケーを契約。契約プランは当時の(今でも?)最安プランで待ち受け想定です。iモードとパケ・ホーダイ シンプルを付属。ただし、スマホからガラケーへの機種変だったので、ガラケー本体購入費のサポートはなく結構高かったです(約3万円/台)。
2016年内にてガラケーの生産終了とのことなので、今後の動向(特にガラケー最安値プラン相当)を注視しています。
そして、スマホ。
SIMフリースマホ本体は並行輸入品をアマゾンで購入。当然、購入サポート的なものはないので、初期投資は必要です。
格安SIMはOCNモバイルONEの110MB/日プラン。プロバイダ契約とのセット割りがあります。データ容量については、普段の生活では特に支障ありません。余った容量は翌日に持ち越せるので、出張先などでWiFiが使えない場合でもギリギリ大丈夫です。ただし、私はそれほどヘビーユーザーではありません。
通信速度については、特に昼休みと仕事終わりの時間帯は、体感できるほど重いです。WEB閲覧はできますが、オンラインゲーム系は厳しいです。
以下は格安SIMの昼12時の通信速度の比較です。各社軒並み苦戦。キャリアのインフラを間借りしている格安SIMの宿命です。楽天モバイルは検討している模様。
その他、SIMフリースマホなので、海外旅行の際、現地SIMに差し替えると国内と同じように使えるのはグッドです。
2年間2台持ちしてみた感想ですが・・・荷物が増えてチョット面倒です。しかし、年間約15万円の節約になると思えば受け入れ可能だと思います。
私の周りには格安スマホに乗り換えたいけど、踏ん切りつかない人が多いです。実際どうなんだろう?と質問を受けることも増えてきました。そんな方には、年間15万円の節約と多少の使い勝手の悪さを天秤にかけてみて!と言って格安スマホに導いています。
ひとつだけ注意点。
格安スマホをデータ通信専用にする場合は、SIMのSMSオプションを付けてください。私も契約しています。電波を探し回って電池を消耗する「セルスタンバイ問題」の解決策です。詳しくはこちらを。
格安SIMを使う時の注意点 アンテナピクト/セルスタンバイ問題 | シナプス・マガジン
スマホ代のマイル化
通信費の全てをマイル化できればいいのですが、我が家の現状プランでマイル化できるのは以下の2点。
- OCNモバイルONE
- OCN継続契約
この2点で毎月100gooポイントが貯まります。
そして、200Gooポイント→100メトロポイント→90ANAマイルと交換します。
つまり、2ヶ月で90ANAマイル、1年で540ANAマイル。これは支払った金額の約1%還元に相当します。当然、クレジットカード払いにしていますので、そちらの方でも還元されています。チリも積もればということで笑。
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