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ドクターMの家造りのすすめ

伝統工法、無垢の木、竹子舞、漆喰、いぶし瓦の家の主より

ビジネスクラス(スタッガードシート)で行くロンドン出張記。ロンドン到着後にやるべきあれこれと交通事情。

前回までのあらすじ。
中部国際空港~羽田空港~ヒースロー空港往復という旅程のロンドン出張において、空港での出来事を総括して、ANAプレミアムメンバーにならねばならぬと決意した。というお話でした。

 

今回は、機内の様子やロンドンでの交通事情などの話をしたいと思います。そういえば、ヒースロー空港でもラウンジに潜入していたので、ここで記録しておきます。

 

 

機内の様子

ビジネスクラスの価値や如何に

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今回の出張の国際線は、B777-300ERのビジネスクラスに搭乗しました。事前にちゃんと調べておきなさいという話ですが、乗ってビックリのスタッガードシートでした。もちろん初体験です。足が伸ばせて、フルフラットにすれば快適です。(ただ、往路はずっと仕事をしており、一度もフルフラットにせずでした。勿体ない・・・。)

 

離陸前からウェルカムドリンクが出て、水平飛行になるとコース料理が出てきます。和食と洋食から選択でき、往路はとうふ屋うかいさんの和食を選びました。優しく身体に染み渡りました。これで洋食ラッシュに耐えられそうです。優しすぎて、白ワインがあまり進みませんでしたが。ここは日本酒をチョイスすべきでした。

 

アミューズ(胡麻スティック、アプリコットとバターのロール仕立て、2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに)

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小鉢(胡麻とうふ、菜の花と筍の白酢和へ)

前菜(生湯葉とうにの生姜餡、一口稲荷寿司、カステラ玉子、生麩の田楽、海老からすみ)

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主菜(百合根と舞茸の飛龍頭~ずわい蟹の餡かけ~)

御飯(牛のしぐれ煮御飯)

汁(豆水とうふ)

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デザート(ピスタチオとイチゴのグラスデザート エモーション仕立て):PIERRE HERME PARIS

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復路は洋食を選択しました。赤ワインとともに。直前にラウンジでガッツリ食べてしまったのですが、ペロリと平らげました。

 

アミューズ(海老のソテー タイムとパセリ風味、豆とアンチョビのタルトレット、チェリートマトのカプレーゼ風)

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アペタイザー(チキンのロースト カルダモンの香りとシーフードテリーヌ ルイユソース添え)

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メインディッシュ(牛フィレ肉のステーキ ガーリックソース)

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ブレッド(3種のブレッド シャラント産レスキュール発酵バターとオリーブオイルとともに)

デザート(チーズ)

あれ・・・写真がない笑。

 

お腹が空いたら、一風堂のラーメンや風月のお好み焼きまで作ってくれて、ミックスナッツやチーズ盛り合わせ、フルーツ盛り合わせ、アイスクリームなども食べました。お酒は飲み放題。至れり尽くせりです。

 

一風堂ラーメン コク極まる味噌、野菜サラダ

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このように素晴らしいサービスを受けられるビジネスクラスなのですが、あくまでも「エコノミークラスと比べると」という相対評価だと思います。はっきり言って3千円のカプセルホテルの方が断然快適ですし、地上で食べる物の方が美味しいに決まっています。

 

ちなみに今回の出張の航空券代は約57万円です。旅Mさま情報によれば、東京ーロンドン(エコノミークラス)が1万円で行けてしまうこともあるとか。

www.investravel.link

 

相対的に快適だけどカプセルホテルにも劣るビジネスクラスの座席、相対的に美味しいけど近所のレストランにも劣るビジネスクラスの料理、にエコノミークラスの何倍もの費用を払う価値がありますか?空を飛んだ瞬間そんなに価値が上がるのですか?と聞かれたら、私はNOと答えます。あくまでも個人の主観ですが。

 

少なくとも自腹でビジネスクラスに乗ることはないでしょう。乗れないでしょって話はナシでね。マイルを使って無料でビジネスクラスに乗れるとしても、場合によってはエコノミークラスで複数回飛ぶことを選択するかもしれません。

 

出張の場合、エコノミークラスで文句も言わず何度も仕事に行ってくれる社員の方が、経営者的には有難いでしょうね。長距離移動の後にタフな仕事が待っている場合はビジネスクラスに乗りたいですけどね。ん~私が言うと説得力無いな笑。

 

なお、今回搭乗したB777-300ERではビジネスクラスが52席の設定でしたがほぼ満席でした。往復とも半数近くは外国人だったと思います。

 

スタッガードシート

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スタッガードシートの足を入れるスペースは、前の席のテーブルの下になります。

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自分の席のテーブルの下には後ろの席の人の足が入っているので、左:座席+右:テーブルというシートと左:テーブル+右:座席というシートが交互に配置されています。シートマップの紫色の部分がテーブルです。

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シート|Service & Info[国際線]|ANA

 

したがって、窓側席と言っても窓側がテーブルのシートに当たった場合は、窓から景色を眺めるのは難しいです。私は往復とも窓側席でしたが、往路は窓側座席、復路は窓側テーブルのシートでした。

 

足を入れるスペースの上にはタッチパネル式の大型モニター、モニターの下に電源コンセントと2つのUSBポート、更にその下に引出式のテーブルがありました。テーブルの引出量は3段階くらい調整でき、座席もかなり前後に動くので、適切なポジションに調整可能です。足を入れるスペースの下には鞄を入れる物入れがあります。

 

座席を前後に動かしたり、リクライニングさせたり、フルフラットにするという操作は、座席横のボタンで行えます。マニュアルも備えられているので、初めてでも恥ずかしい思いをすることなく使いこなせると思います。

 

フルフラットにして横になる場合は、備え付けのベッドパッド、枕、コンフォーター(掛け布団)を使います。身長178cmの私は特に問題なく真っ直ぐ横になれました。しかし、普段は柔らかめのベッドにうつ伏せで寝ます。この態勢にはなれませんでした笑。

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そういえば、CAさんをコールするボタンが最後まで分からず、毎回通りかかったCAさんを捕まえて凌ぎました笑。手元のリモコンにボタンがあったのかな~恥ずかしくて聞けませんでした。リモコンのマニュアルまではさすがに備えられていませんでした。

ANA WiFi Serviceにトライ

往復ともANA WiFi Service機でしたが、往路は遊んでいる余裕が無かったので、復路で試しに使ってみました。

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こちらもマニュアルが備えられています。フルフライトプラン(100MBまで):19.95USDに申し込むとすぐにネットに繋がりました。

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結論から言うと、使い勝手はイマイチです。ツイッターでテキストをやり取りする程度ならなんとか可能ですが、画像データのやり取りやブログ閲覧はかなり厳しかったです。フルフライトプランではありましたが、10MB程度使っただけで、寝てしまいました。

その他雑感

頭上にライトが二つありましたが、一つは殺してありました。そのライトのポジションが(エコノミークラス共用なのか?)微妙にずれていて、調整もできず気持ち悪かったです。テーブルにも手元ライトが備えられていたので、頭上ライトと併用すればなんとかなりましたが、夜間フライトモード(外は明るいけど機内は消灯)では仕事し難かったです。

 

使う機会はありませんでしたが、お手洗いはウォシュレット付きでした。アメニティが入ったポーチやスリッパも備え付けられていました。往復でポーチ2つをお持ち帰りです。

 

着陸が近付くと飴が配られましたが耳抜き用ですかね?みなさん、耳抜きはどうされていますか?私は、鼻をつまんだまま、鼻から息を出すという方法で耳抜きしています。

 

ロンドン中心部を上空からパチリ。ビッグベンやウェストミンスター寺院が見えます。往路はヒースロー空港が混雑していて、30分ほど旋回待機していました。

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ヒースロー空港の様子

ヒースロー空港には5つのTerminalがあり(ただしTerminal1は閉鎖中なので実質4つ)、ANA(スターアライアンス)はTerminal2を利用します。Terminal2は通称The Queen's Terminalと呼ばれていますが、近年新築されたようでとても綺麗です。

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往路便が到着すると、特に迷うことなく10分ほど歩いて入国審査へ。パスポートと入国カードを出すと、審査官が色々質問してきました。今まで経験した中では一番しつこかったかもしれません。入国カードにしっかり書いておくと少しはマシかもしれませんが、こんなやり取りでした。

 

ロンドンは初めて来るのか?→YES
何をしに来たのか?→ビジネス
何の仕事なのか?→○○の国際会議
体調はいいか?→YES
何日滞在する予定なのか?→6日間
どこのホテルに泊まるのか?→○○ホテル
帰りの便は予約しているか?→YES

 

預入荷物を受け取り、税関を通過すると、いよいよロンドンに来たぞと実感しました。
次の一手は何でしょう?

現地通貨をキャッシングで現地調達

まず、私は空港内で現地通貨を入手しました。これまで私は海外に飛ぶ前の国内出発空港で両替していたのですが、レートも悪く手数料も高いのでお勧めではないようです。
色々調べてみると、現地でクレジットカードでキャッシングするのがお得なようです。

 

今回私も現地キャッシングに挑戦してみました。退路を断つために、財布には1万円しか入れてきませんでした笑。空港の中で周囲を見渡すとこのような機械があります。よく見るとクレジットカードのロゴがありますね。何度かキャッシングしましたが、機械によって画面の表示が違いました。

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Cash & Receiptのようなメニューを選択して、カードを差し込んでPINコードを入力して、金額を入力すると現金が出てくるという流れです。私が使った機械では、20£単位でしかキャッシングできませんでした。

 

レートですが、同じクレジットカードなのに、空港でキャッシングした場合(156.6円/£)と市中でキャッシングした場合(144.1円/£)で大幅に違いました。このレートはクレジットカードの次回支払日に支払う前提の金額(手数料、利息込)ですので、帰国後すぐに繰上返済すればもう少し改善されるはずです。

 

ちなみに帰国日の中部国際空港内の銀行の表示レートは153.6円/£でした。銀行の場合ここから更に手数料を取られるはずなので、やはり現地キャッシングの方がお得なようです。

オイスターカードは必須アイテム

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現地通貨をゲットした後は、地下鉄乗場(Terminal2地下から連結)に移動して、オイスターカードを購入しました。ロンドンでの主な交通機関(地下鉄、バス、地上鉄)で利用できるオイスターカードは必需品です。

 

その理由は、以下の3つです。

  • 現金で乗るより圧倒的に安い(概ね半額)
  • 複雑な料金体系を気にしなくていい(乗り越し精算不可のため、現金の場合は乗車前に目的地までの料金を調べなければならないが、旅行者にはほぼ不可能)
  • 一日の上限料金(Caps)があるため、3回乗れば4回目以降は無料(どのゾーンで乗るかにもよりますが概ね)

 

ロンドンを地下鉄やバスでウロウロするなら必ず購入しましょう。購入場所はオイスターカードのロゴが表示された機械が目印です。BuyとかTop-upとか書いてありますが、Top-upはチャージ専用です。新規購入はBuyと書いてある機械を選んでください。

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日本語表示にもできるので、メニューに従えばわかると思います。

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最初にいくらくらいチャージすればいいかですが、1週間使ってみた感じでは、20£で発券して、もし足りなくなればチャージするのがいいと思います。一日の上限料金があるので、結構乗っても大丈夫です。また、もし帰国の際にオイスターカードの残金を清算したい場合は残額10£以下にしておく必要があります。


ちなみに私はよく分からず50£で発券しました。その夜に一日の上限料金がある事を知り、こりゃ1週間では使いきれないな~と思っていたら・・・翌日にはオイスターカードを失くしてしまいましたorz。そして20£で再度発行しました。イタイ・・・

地下鉄

ロンドンでの主要な移動手段は地下鉄になると思います。地下鉄料金は、現金で支払うかオイスターカードで支払うかによって異なり、オイスターカードで支払う場合でも利用する時間帯がピーク時(平日6:30-9:30)かオフピーク時(それ以外の時間帯と休日)かによって異なります。オイスターカードを使う場合で、平日のオフピーク時と休日の料金が安く設定されています。

 

料金は以下のサイトで調べることができます。このサイトには地下鉄路線図(Tube Map)やバス路線図(Bus Map)も載っていてとても便利です。PDFでDL可能です。

https://tfl.gov.uk/fares-and-payments/fares/single-fare-finder

 

ヒースロー空港からロンドン中心部まではPiccadilly lineを使うのが安上がりです。Heathrow Terminal 1-2-3駅から、例えばPiccadilly Circus駅までの料金は以下のようです。所要時間は1時間弱です。

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地下鉄路線図(Tube Map)や上限料金(Caps)は以下からDLできます。

http://content.tfl.gov.uk/standard-tube-map.pdf

http://content.tfl.gov.uk/adult-fares-2017.pdf

地上鉄道

お急ぎの方は、割高ですが、Heathrow Central駅からヒースローエクスプレス(特急)でPaddington駅まで15分:21£(オイスターカード利用不可)。
ヒースローコネクト(準急)で同じく25分:9.9£(オイスターカード利用不可)も選択肢に入ります。

 

目的地によっては、地下鉄から地上鉄道に乗り継ぐ場合もあります。地下鉄⇔地上鉄道を乗り継ぐ際は、駅のホームなどに設置してある乗継用の機械にオイスターカードをタッチしてください。

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ロンドンの鉄道は、地下鉄の違う路線や地上鉄道が線路・ホームを共用している場合が多く、改札を出ずに乗り継げてしまいます。乗継タッチをしていない場合、どこから乗車したのか分からなくなり、最悪の場合多大な罰金を取られる可能性があるようです。なお、乗継タッチ用の機械が無い場合は、車内改札でタッチできることもありました。

バス

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ロンドンと言えば赤い2階建てバスが有名ですね。そこら中を走っているバスはほぼ全て2階建てで、運賃は地下鉄よりも安いです。オイスターカードはバスでも使えます。

 

どこまで乗っても一定金額のため、乗車時(運転席側のドアから乗車)にオイスターカードをタップすればOKです。降車時は何もする必要がありません。なお、2階席は着席しなければならないので、空席が無ければ1階に戻りましょう。車内モニターが付いていて、2階の様子は1階からも分かります。

 

バス路線図を見ると一見複雑なのですが、バスの番号を見て、その番号が何処から何処に行っているかを追えば、大体分かります。バス停で待っているだけではバスが停まってくれない可能性があります。バスが近付いてきたら、日本でタクシーを停める感じで、乗る意思があることをアピールしましょう。

http://content.tfl.gov.uk/bus-route-maps/central-london-bus-map.pdf


なお、番号にNが付いたバスは、ナイトバスと呼ばれ、24時間運転しています。夜間に空港へ行く必要がある場合は、地下鉄は停まっていますので、選択肢に入ると思います。

タクシー

今回の出張でタクシーを使う機会はありませんでした。地下鉄かバスで事足りました。

横断歩道の渡り方

何それ?って感じですが、最初戸惑いました。どこもかしこも、歩行者用の信号は、速攻で赤に変わります。ロンドンっ子は、歩行者用の信号など見ていません。車が来なければ渡るのが彼らの常識のようです。

 

ロンドンは日本と同じく車は左側通行です。したがって、右を見て、車が来なければ、中央分離帯まで渡り、左を見て、車が来なければ最後まで渡る、というのがロンドン標準です。

 

ロンドンでは歩行者より自動車優先です。もし、車に轢かれたら、歩行者は自動車の修理代を払わなければならないという国です。くれぐれも車が停まってくれるだろうなどと思わないようにしてください。

 

なお、横断歩道にこのような信号?がある個所に限り、歩行者優先です。滅多に見ませんでしたが。オレンジ色の電灯が点滅しています。

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おまけ

復路のヒースロー空港でスターアライアンスメンバーであるUNITEDのラウンジに潜入した際の写真を載せておきます。ANAビジネスクラス搭乗で入室可能です。なお、全て食べ終わってからお酒専用のカウンターがあることに気付いたのは内緒です。こんなに巨大なのに笑。

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仕事が忙しかったですが、隙間時間にかなり観光しました。次回はロンドンの観光スポットや食事の話をしたいと思います。

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