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ドクターMの家造りのすすめ

伝統工法、無垢の木、竹子舞、漆喰、いぶし瓦の家の主より

血尿が出た!もう死ぬんだと思った日。

【閲覧注意】食事中の方はそっと閉じられた方が賢明です。

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もし、身体にかなりの異変を察知したら、何を思いますか?例えば、血便や血尿が出た場合。私は両方経験しましたが、その時思ったことは両極端でした。

 

血便が出た!

血便の場合は、「これは何かの間違いに違いない、きっと何でもないはずだ。もしかしたら目が悪くなって色の区別がつかなくなったのかもしれない。」と思い、数年間放置しました。自分以外の誰にも見られていないからそう思ったのかもしれません。

 

症状は良くなったり悪くなったりを繰り返していましたが、少なくとも生死を彷徨う病ではなさそうだと楽観的に思っていました。しかし、最終的にやっぱり普通じゃない(悪い時は出血を伴ってトイレとお友達状態)と判断して診察を受けた結果、腸の病気と診断されました。

 

その後、適切な治療をしてもらってからは症状は落ち着いています。流石どこぞのドクターとは違います笑。ただし、根本治療は困難で、一生お付き合いしてくださいとのこと。異常を察知したら速やかに診察を受けてくださいと念押しされました。

 

なお、お酒は控えた方がいいですよとの言いつけはあまり全く守っていません。最悪期と現在の体重を比べると+15キロ。現在は標準体重なので、やはり激やせしていたんですね・・・。それを異常と思わない鈍感さは違う病気かもしれません笑。

血尿が出た!

一方、血尿の場合は、「あぁ、これが神の思し召しか。もう死ぬんだ。ちょっと早くない?」と思いました。会社の健康診断の場で、動かぬ証拠を他人に見られたからかもしれません。自分で見てもこれはオカシカロウという色合いでした。茶色と赤色の水彩絵の具の筆を洗った後の水のような・・・。

 

産業医から「どこか痛くなかったですか?腰のあたりが痛かったでしょう?」としきりに聞かれました。痛みがあった方がいいかのような口ぶりでしたが、残念ながら何の痛みもありませんでした。

 

数日後、かかりつけの病院に行きましたが、やはり血尿が確認され、痛みが無いのはよろしくないと。覚悟して大病院で精密検査すべしということで紹介状を書いてもらいました。覚悟するに当たり、最良ケースと最悪ケースを教えてもらいましたら、最良は結石、最悪は悪性腫瘍とのこと。

 

ドクターM「膀胱がん・・・ですか(ごくり)。その場合は、膀胱を片方取ってしまえば大丈夫ですかね?」

 

ちゃんとしたドクター「(は?何言ってんのこいつという冷たい目で見ながら)あのね、膀胱はひとつしかないんですよ。」

 

ガビーン。

 

家に戻ってググってみましたが、タイトルには嫌な病名がずらり。特に目で見て分かる血尿はやばい・・・。その先を見る勇気はありませんでした。

大病院での診察、その後

大病院に行くまでの数日間に待望の?痛みがありました。ジッとしていられない、どうやっても痛いという状態。まさに悶絶です。幸い朝ベッドから起き上がる時だったので、そのまま転がって脂汗をかきながら、やったー痛みがキター!とも思っていました笑。

 

そして大病院での診察。検尿、採血、レントゲン、膀胱鏡、CT・・・フルコースです。
膀胱鏡は、もうお嫁に行けないほどの辱めを受けました。できれば女医さんにお願いしたい。CT検査は初めてでした。レントゲンのようなものでなんてことはないのですが、造影剤を注射されるとカッと熱くなって、コスモを燃やしている(古っ)かのようでした。

 

さて、診断結果を聞きますと、

 

ちゃんとしたドクター「あーおめでとうございます。石ですね。」

ドクターM「石・・・ですか(ほっ)。」

ちゃんとしたドクター「いわゆる尿路結石です。ほらCT画像に石が見えるでしょ。」

ドクターM「ほほ~。これが尿路に刺さったから痛かったんですね。」

ちゃんとしたドクター「(は?何言ってんのこいつ)あのね、石が尿路を塞いで圧力が高くなって腎臓が痛むんですよ。」

 

ガビーン。

 

ドクターM「それで、治療法は?」

ちゃんとしたドクター「水を沢山飲んで、縄跳びでもしてください。」

ドクターM「(は?何言ってんのこいつ)ちょっ、他に何かないんですか?クスリで散らすとか?」

ちゃんとしたドクター「ありません(キッパリ)。1か月後にCTするからまた来てね。バイバイ。」

 

その後、数回悶絶しつつ、毎月CT検査を繰り返しました。ある時はあまりに痛いので真夜中に救急外来に電話すると、「あなたの場合※、来てもらっても放置なので来なくてよろし」と言われたり。爆弾を抱えたまま海外出張に行ったり。
※腸の病気で強力な痛み止め(座薬)を使用できないため⇒通常はこれで痛みが緩和されるはず

 

・・・数か月後

トイレで用を足していると、何やら白く輝く物体がピューンと飛んでいきました。私はついに体内でダイヤを作れるようになったんだと思った瞬間でした。

素人解説

素人が少し解説しましょう。間違いがあれば親切なちゃんとしたドクターが修正してくれるかもしれません。

 

腎臓は2つあり、尿を製造しています。それぞれから尿管が出ていて、1つしかない膀胱に尿を排出します。膀胱はただの袋っぽいです。カメラで内部を見ましたが、仕事をしている雰囲気はありませんでした。膀胱から先は尿道経由で外界に繋がっています。

 

腎臓辺りで製造された結石(尿成分が結晶化した物?)が尿管を通過する際、運悪く管を塞いでしまうと、行先が無くなった尿が腎臓を圧迫して激しい痛みが出るそうです。
そして、結石が尿管等を傷つけたりすると血が混じります。ただ、大量出血するわけではないので、目で見て分かるほどの血尿が出た場合は結石ではない可能性が高まるとか。

 

私の場合、大病院で診察した時点で結石は尿管の腎臓に近いところにいました。その後、数ミリ~数センチ/月という鈍行速度で膀胱側に降りてきました。医師曰く、膀胱まで降りてきたらこっちのもん。膀胱から先は外界にするりと出ますよと。

 

また、結石の出来やすさは諸説あるようですが、私は「体質」の一言で片づけられました。一度なった人は二度目以降も覚悟せよと。シュウ酸を含む食べ物は結晶化を促す可能性ありなので、せめてもの抵抗として、ほうれん草は控え目に。

後進のための遺言

  • 異常を感じたら早く病院に行こう
  • 結石の場合、「水を飲んで縄跳び」は正しい
  • 結石で痛くなったらベッドで悶絶するよりも、歩き回った方が結石が動く確率が上がり、痛みが引くまでの時間は圧倒的に短くなる

以上、2年前のお話でした。現在私はとても元気です。おしまい。