ドクターMの家造りのすすめ

伝統工法、無垢の木、竹子舞、漆喰、いぶし瓦の家の主より

家造り

ここは家造りに関する記事を集めています。家造りは一生に一度あるかないかの大事業。後悔することがないよう事前の調査が大切です。自然素材にこだわりたい方、できるだけコストを抑えたい方、ハウスメーカーの家に違和感がある方、読んでみてください!

ミーレ食洗機の最新モデル(ミーレ・ジャパン25周年記念モデル)はコスパ最強!

当ブロクでは、ミーレの食洗機をおすすめしております。我が家に導入した食洗機がとにかく良くて、是非あなたにも使ってほしいからです。詳しくはこちらの記事にまとめています。 ミーレ食洗機の2017年夏モデル発表 夏モデルが発表されたので、ざっとレビュ…

固定資産税の時限軽減のワナと実質負担ゼロも可能な納税方法。

賃貸住宅で暮らしていた方が家を建てると、これまで無縁だった「土地や家屋に関わる税金」を納める必要が出てきます。まず、土地や家屋を取得した際に一度だけ納める不動産取得税。そして、毎年1月1日時点の土地・家屋の所有者が納める固定資産税・都市計画…

電力に続いてガスも自由化。エネルギーのお得な購入先を検証。

昨年、家庭向け電力の販売が自由化されたのを機に、様々な企業が「うちから電力を買いませんか?お得ですよ!」と宣伝しています。電力に続き、今年の4月には家庭向けガスの販売も自由化されます。我が家の地域では、中部電力がガスを買いませんか?と言い、…

オール電化住宅を選ばなかった3つの理由

家のエネルギー源をどうするかは家造りの早い段階で決めなければなりません。具体的には給湯、調理、暖房を全て電気で賄うか(オール電化)、ガスも併用するかです。 私の周りで家を建てる人のほとんどはオール電化を選択し、お得だ安全だと触れまわっていま…

大容量は偉い。おすすめの食洗機はミーレ。

我が家のキッチンに君臨するMiele(ミーレ)の食洗機。ドイツ製です。これまでにドイツ人はいい仕事をするな~と感心することが多々あったので、ドイツ製の製品には一目置いています。 家の仕様には散々こだわった我が家ですが、設備関係にはそれほどこだわ…

フルオープンを可能とする木製サッシとは。

こちらの写真は我が家のリビング南面の様子です。窓を開け放つとこのような状態になります。・・・違和感がありませんか?窓らしきものがありませんよね。工事中の写真ではなく、今現在の様子です。庭のいろはモミジが紅葉しています。 春から秋にかけて、こ…

建築中の業者倒産に備えるべきこと。

家を建てている途中で業者が倒産するなんて話はマンガの世界でしょ。そう思います。いや、そう思っていました。この話を聞くまでは。 私の友人(幼馴染)が家を建てている途中で業者に逃げられました。倒産間際の夜逃げです。家はまだ壁も窓もなく、内装工事…

風通しのいい家にするためにやるべきこと。

高気密高断熱の家を志向する方が増えているような気がしますが、何を求めているのでしょうか。まさか冷暖房不要の家なんて求めていませんよね。冷暖房の効率を高めたいのでしょうか。高断熱志向は理解できますが、高気密ってどうなのでしょうね。 極論すれば…

床材はフローリング一択ではない。無垢材のメリットとデメリット。我が家の仕様(床編)

床材はどのようにしますか?と言われたら、何を考えてどう答えますか?最終的に「住宅メーカーが持ってきた床材のカタログの中から自分のイメージに合うものを選択する」としても、どのようなことを考えるべきで、どのような選択肢があるのかを知っておくこ…

会社員は年末調整の季節。住宅ローン減税の仕組みと手続きを解説。

今回も家造りに関係するお金の話です。突然ですが、税制面で家造り(住宅産業と言い換えてもいい)は優遇されていることをご存知でしょうか。住宅ローンや地震保険を払っていると税金が安くなります。上手く利用すれば10年間に渡って毎年数十万円のキャッシ…

家造りのコストダウンの秘訣。分離発注による中間マージンの排除。

今回は我が家を住宅メーカー並みの建築費で建てることができた手法を説明します。先に断っておきますが、住宅メーカーに丸投げして、カタログからチョイスという家造りとはかけ離れた手法ですので、施主側の手間は結構かかります。手間は惜しまないので、い…

人はなぜ他人の家のキッチンを見たがるのか。我が家の仕様(キッチン編)。

家事の総本山的な存在であるキッチン。私はキッチンの成功無くして家造りの成功無しと考えます。家造りの成功には間取りの成功が必要で、間取りは家事動線を重視するべき。家事動線の中心はキッチンなのでキッチンの計画は非常に重要だということを声を大に…

土壁の諸性能を解説。断熱・蓄熱・調湿・消臭の4点セット。

土壁を選択した2つの理由と4つの特徴 我が家に土壁を採用した理由は2つあり、調湿性能と意匠です。土壁の調湿効果のおかげで、年中爽やかに過ごせる、梅雨時期でも室内干しで洗濯物が乾く。これらが実現可能な事を様々な見学会で体感して土壁の虜になりまし…

我が家の仕様(壁編)。土壁、漆喰のコンビ。無垢の木を添えて。

我が家の中で最も特徴的なところを挙げよと言われたら、壁と答えます。いや、他にも色々あるんですけどね。英語でよくある「最も~のうちのひとつ」という表現に馴染めません。「最も」と言ったら一つじゃないの・・・ 前記事でお話したように、一般的な壁の…

壁の役割を考える。その時、最適な材料が見えてくる。

これまで骨組みや基礎、屋根の話をしてきました。少し家の形が見えてきました。今回は壁の話です。まず、骨組みと屋根だけの家を想像してみてください・・・壁が無いので外まで視界が開けています。そのお蔭で家の中が広く感じます。

基礎、縁の下の力持ち。頑丈な基礎なくして安定した住まいなし。

最近主流の基礎の様式はべた基礎。基礎の高さや厚さはどうやって決めればいい? まず、一般的な基礎の写真をご覧ください。基礎と言えばこのような形をしていますよね?基礎には大きく分けてべた基礎と布基礎があり、最近はべた基礎が多く用いられています。…

家造り関連の用語集(50音順)

当ブログで使用する用語(家関係)を集めてみました。随時更新します。

屋根の材料にはどのようなものがあるでしょうか。屋根材の選定においてはライフサイクルコストも重要です。

屋根の材料と言われて何を思い浮かべますか?瓦・・・ですか?一口に瓦と言っても色々あります。どのような材料を選択するかによって屋根のコストだけでなく、家の構造や耐震性、メンテナンス計画などが変わってきます。もちろん見た目の印象も変わってきま…

屋根はどの形がコスト的に有利なのか考察。

屋根の形には色々ありますが、例えば、こういう形の屋根が好きだとか、コストが抑えられそうだといって、まず屋根の形を決めてから、そうなるような間取りを考える・・・という方はあまりいないと思います。屋根の形は間取りを決めた後でほぼ自動的に決まっ…

我が家の仕様(屋根編)。切妻・寄棟のコンビといぶし平板瓦でスッキリデザイン。

切妻と寄棟にいぶし平板瓦を乗せてスッキリデザイン 我が家の屋根の形ですが、切妻と寄棟のコンビネーションです。2階の屋根は切妻で棟を東西に伸ばしています。1階の屋根(下屋)は寄棟です。本当は雨仕舞い優先で切妻で統一したかったのですが、1階部分は…

我が家のNTTルータの設定を変更して、外出先から自宅へ安全なVPN接続が可能に。

中国出張に向けて自宅にVPN環境構築 我が家のネット環境 VPN接続とは VPNサーバ設定手順 手順1 NTTルータの設定画面起動 手順2 NTTルータの接続認証 手順3 VPNサーバ設定 手順4 VPN接続の認証アカウント作成 手順5 グローバルIPアドレスを調べる 手順6 NTTル…

家の構造、工法にはどのようなものがあるでしょうか。国交省の建築着工統計データからトレンドを確認。

国内シェアの確認 国内では、どんな構造の家がどのくらい建てられているかを調べてみます。国交省の「建築着工統計調査」というデータがあります。このデータは国交省のウェブサイトから誰でも無料でダウンロードできます。「建築着工統計調査」の中の「年度…

我が家の仕様(構造・工法編)。職人の技で極太の無垢の木を組み上げる伝統工法の迫力。

伝統工法?在来工法の間違いでは? 家の骨格となる構造・工法には色々ありますね。我が家の構造・工法は、伝統工法です。伝統工法は木造軸組工法の一種で、古民家の工法と言えば想像できるでしょうか?最も特徴的なのは、木と木を繋ぐ継手部分です。木造軸組…

我が家の概要。手刻みの木組み、土壁・漆喰・いぶし瓦など日本家屋の伝統技術の見本市。

我が家は日本家屋の伝統技術の見本市? 我が家がどのような家なのかを紹介しましょう。以下のようなキーワードが挙げられます。 完全オーダーメイドの戸建注文住宅 現代の日本家屋 無垢の木 伝統工法(手刻み・木組み) 深い軒 竹子舞 土壁 漆喰壁 いぶし瓦 …

ご挨拶

ブログはじめました。 はじめまして、ドクターMです。ブログを始めてみようと思い立って、最近発売された「はてなブログPerfect Guide Book」を買ってみました。最も詳しい解説書!との触れ込みに期待が高まります。 ・・・