ドクターMの家造りのすすめ

伝統工法、無垢の木、竹子舞、漆喰、いぶし瓦の家の主より

プライオリティパスは空港ラウンジへの優先入場券。同伴人数に応じたお得な持ち方を考察。

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空港ラウンジの種類、特徴、サービス、入場条件など

国内外問わず、空港には様々なラウンジがあります。しかし、ラウンジへの入場条件や提供されるサービスには違いがあります。

 

私はほんの2年前まで「あのラウンジにはどうやったら入れるのだろう?でも、自分には関係なさそうだ」と思っていて、いつも搭乗口前の椅子に座って時間を潰していました。

 

それも嫌になり、空港にはギリギリ到着するようになりました。国内線なら20分前、国際線なら1時間前って感じ。また、保安検査で飲み物が取り上げられるので、喉が渇けば売店で購入し、おなかが空いても「機内食まで我慢」が常でした。

 

しかし、今では旅行や出張に飛び立つ前のひと時をラウンジでゆっくり過ごしていて、「旅慣れた人」を演じています。慣れていないのですが笑。一番助かるのは飲食ではなく、スマホの充電だったりします。一度体験してしまうと、もうラウンジ無しの世界には戻れないんですよね。特に海外の空港で空白の数時間ができた場合など。。

 

今回は空港ラウンジの概要と、ラウンジ入場の武器となるプライオリティパスに関するお話です。特に、自分と家族数人でラウンジを利用する場合にプライオリティパスをどのように持てばいいのかという視点で。

空港ラウンジの概要

空港ラウンジをカードラウンジと航空会社ラウンジにエイやっと分けて、それぞれの概要を簡単にまとめます。

カードラウンジ

クレジットカード会社が運営するラウンジです。入場条件は以下の通りで敷居は低いです。

  • 搭乗券+所定のクレジットカード(ゴールドカードなど)
  • 搭乗券+所定の料金(1,000円程度)

 

カードラウンジの特徴は以下の通りです。過度の期待は禁物ですが、搭乗口前の椅子と比べたら天地の差でしょう。

  • 保安検査前の制限エリア外にあることが多い、制限エリア内にもある
  • 出発前に利用する前提も、一部は到着後にも利用可能
  • 雰囲気はカジュアル
  • ソフトドリンクや軽食は無料で提供されることが多い
  • アルコールやホットミールは提供なしか、あっても有料で提供されることが多い
  • スマホ、PCなどの充電用電源あり
  • シャワールームは少ない

航空会社ラウンジ

航空会社(エアライン)が運営するラウンジです。その中にもファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジがありますが、今回はビジネスクラスラウンジのことです(ファースト・・・に入ったことなし)。入場条件は国内線か国際線かも含めてラウンジによって異なり、少し複雑です。

 

一例として羽田空港国際線のANAラウンジの入場条件は以下の通り。

1. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便ファーストクラスでご利用のお客様、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便にご搭乗のご同行者1名様
2. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便ビジネスクラスでご利用のお客様
3. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用の、ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、ANA「プラチナサービス」メンバースーパーフライヤーズ会員、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用のご同行者1名様
※ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、ANA「プラチナサービス」メンバーの2人目~4人目のご同行者様、およびANA「ブロンズサービス」メンバーご本人様とご同行者1名様は、マイルまたはアップグレードポイントでラウンジのご利用が可能です。
4. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用の、スターアライアンスゴールドメンバー、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用のご同行者1名様
5. プレミアムエコノミーサービスご利用のお客様
6. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用のスター アライアンス有料ラウンジ会員のお客様、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用の同行者1名様

羽田ラウンジ[国際線]|Service & Info[国際線]|ANA|ANA

 

このように、まずラウンジを運営しているエアライン(または同アライアンス)便に搭乗することが大前提で、更にプレミアムクラスを利用するか、上級会員か、料金(4,000円@事前申込か6,000円@当日申込)を払うか、ということになります。ちょっと敷居が高い感じですね。

 

航空会社ラウンジの特徴は以下の通りです。カードラウンジのデメリットを無くした感じです。

  • 保安検査後の制限エリア内にあることがほとんどで、制限エリア外にもある
  • 出発前に利用する前提も、一部は到着後にも利用可能
  • 雰囲気はカードラウンジよりはラグジュアリー
  • ソフトドリンク、アルコール、ホットミール、軽食が無料で提供されることが多い
  • スマホ、PCなどの充電用電源あり
  • シャワールームは多い

 

私は2017年にANA上級会員になったので、上記の3番目の条件でANAラウンジに入場できます。

 

しかし、上級会員になろうとすると約50万円のコストがかかりますし、例え上級会員になったとしてもアライアンス外のエコノミークラスに乗る場合はラウンジ入場の権利なしとなります。

 

ラウンジが目的ならば上級会員以外の道を選択する方が賢明でしょう。その選択肢になり得るのがプライオリティパスです。プライオリティパスの対象ラウンジであれば、上級会員かどうかや搭乗券の種類とは無関係に(例えLCCでも)ラウンジに入場できるのですから。

プライオリティパスの超基本情報

プライオリティパス、いい響きです。優先入場券ってところでしょうか。プライオリティパスを持っていると、所定の空港ラウンジに入場できます。対象のラウンジは日々増え続けており、世界中で1,000か所以上もあります。

 

これはプライオリティパス社が提供しているサービスで、以下のように3つのプランがあります。

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会員プラン | プライオリティ・パス

  • スタンダード:年会費99USD+毎回27USD/人を払ってラウンジを利用
  • スタンダード・プラス:年会費249USD+毎回27USD/人を払ってラウンジを利用(会員は年10回まで無料
  • プレステージ:年会費399USD+毎回27USD/人を払ってラウンジを利用(会員は無料

いずれも同伴者は有料で会員本人はプランによりけり。ということなので、自身の利用条件(年に何回/何名でラウンジを利用するか)を考えてプランを選択することになります。しかし、これだけではイメージが湧かないので図にしてみます(1USD=110JPYで換算)。

 

まず、本人のみがラウンジを利用するケース。

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年間利用回数によって

 5回以下:スタンダード
 6回~15回:スタンダード・プラス
 16回以上:プレステージ

が最もコストを抑えられる最適プランということです。

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同様に、同伴者(家族)1名・2名・3名の場合の図は以下のようになります。

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同伴者数が増えると有料の人数が増えるので全体的に右肩上がりがきつくなりますが、年間利用回数による最適プランはどのケースも同じです。

 

我が家は4人家族なので、本人+同伴者3名を想定しておかねばなりません。家族での年間利用回数は、2回海外旅行・往復ともラウンジを利用=4回とすると、スタンダードプランで十分か。

 

プライオリティパスの超基本情報は以上です。

お得にプライオリティパスを利用する方法

ところで、上記のプランでプライオリティパスを利用しているぜ!という話を私は聞いたことがありません。もっとお得にプライオリティパスを利用できる方法を多くの方が実践しているからでしょう。

 

その方法は、クレジットカードの付帯サービスでプライオリティパスを発行するというものです。これを実現できるクレジットカードは多々あれど、キャンペーンで年会費が無料のカード比較的年会費が安いカードからプライオリティパスを発行する方法がコスパが良いと評判です。例えば以下。

アメックスゴールドカード

アメックスゴールドカードから年会費無料でプライオリティパスのスタンダードプランもどき(27USD/人(会員は年2回まで無料))を発行できます。アメックスゴールドカードの初年度年会費無料キャンペーンや家族カード無料キャンペーンをうまく利用すれば、コストゼロで複数枚のプライオリティパスを発行できます。我が家にはこの方法で発行した数枚のプライオリティパスがあります。

 

問題は、アメックスカードの年会費が無料なのは初年度の1年間のみだということ。我が家のアメックスカードは年会費無料期間の終了と共にリストラしました。しかし、残されたプライオリティパスを見ると、有効期限はあと2年あります(つまり発行から3年)。

 

ん?プライオリティパスを発行したアメックスカードは解約したけど、プライオリティパスは生きている??これは実験せねば!ということで、先日の釜山出張の際に空港ラウンジに一人で突撃してきました(大韓航空のエコノミーだったのでANA上級会員は無力orz)。

 

往路は中部国際空港のKALラウンジ

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復路は釜山金海空港のSKY HUBラウンジ

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いずれもプライオリティパスと搭乗券を見せただけで何も言われることなく使えました。後日アメックスに確認したところでは、カード解約と共にプライオリティパスも失効するはずだと。もしも今回のラウンジ利用で料金が発生していたら、解約したはずのカードに請求が上がるはずだったということでした。未経験ですが、料金が発生する場合はラウンジの受付でクレジットカードを提示することになるのかもしれません。

楽天プレミアムカード

こちらも有名な話で、楽天プレミアムカードの付帯サービスでプライオリティパス(プレステージ)を発行できます。家族複数人で使う場合、1枚持ちと2枚持ちのどちらがお得なのか判断が難しいところです。

  • 年会費:10,800円
  • 同伴者:3,240円/人
  • 家族カードでのプライオリティパス発行不可

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楽天プレミアムカード|楽天カード

パンダバナー

MUFGプラチナアメックスカード

こちらもプライオリティパスへの道として、楽天プレミアムカードと双璧をなすカード。なぜか同伴者の利用料金が楽天プレミアムカードとは異なり、家族カードでもプライオリティパスを追加費用なしで発行できます。

  • 年会費:21,600円
  • 同伴者:2,160円/人
  • 家族カード無料
  • 家族カードでのプライオリティパス発行可

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MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード 海外空港ラウンジサービス プライオリティ・パス|クレジットカードなら三菱UFJニコス

同伴人数に応じたプライオリティパスのお得な持ち方

さて、プライオリティパスの各プランと、楽天プレミアムカードやMUFGプラチナアメックスカード付帯のプライオリティパスのどれがお得なのかという話。先ほどの最適プランの図に重ねてみます。

 

本人のみなら楽天一択。

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本人+同伴1名で年間4回以上ラウンジを利用するなら、MUFG+家族カード、楽天2枚持ちが同等。

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本人+同伴2名で年間3回以上ラウンジを利用するなら、MUFG+家族カード一択。

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本人+同伴3名で年間2回以上ラウンジを利用するなら、MUFG+家族カード一択。

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人数が増えるほどに楽天プレミアムカードとMUFGプラチナアメックスカードの同伴者の利用料金の差が地味に効いています。ケンさんも言われているようにMUFGカードには他のメリットがありそうなので発行してみようかな~

 

ちなみにセゾンプラチナアメックスカードも似たようなスペックなのですが、家族カードが有料(3,000円)という点でMUFGに劣ります。

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おまけ

私のホームの中部国際空港にあるスターアライアンスラウンジはプライオリティパスで入場可能です。しかし、こんなこともあります。Oh My God!!

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